非常に嬉しいことなのですが、「菓子屋横丁月光荘 光の糸」という小説で広瀬斜子織を取り上げていただいています。
この巻はシリーズの第6作で完結巻です。言わば締めのヤマ場前に印象的な小道具(?)として用いていただいています。
発刊は2023年6月と2年前ですので紹介といってもいまさらのことで申し訳なく思うのですが、今回紹介をするにあたり作者様のご了解をいただきました。
舞台の中心は埼玉県川越市の「菓子屋横丁」とよばれる場所。川越市は広瀬斜子織の産地である狭山市の隣りで、また広瀬斜子織自体も非常に縁のある町です。
作者のほしおさなえさんは伝統工芸を絡めた著作がいくつかあり、中には着物や染め織りを物語の装飾として扱っているものがあります。(例えば「まぼろしを織る」など。章題に”夜叉五倍子(ヤシャブシ)”があります。)
是非とも、各々一読をお勧めします!
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